【知らずに行くと危険?】奈良公園の鹿せんべいの正しいあげ方と「手ぶらサイン」のコツ
奈良公園のシンボルであり、愛くるしい姿で出迎えてくれる「鹿」。
旅の思い出に「鹿せんべいをあげてみたい!」という方も多いのではないでしょうか?
でも実は、「鹿せんべいを持ってたら後ろからツノで小突かれた!」「一瞬で集団に囲まれてパニックになった…」なんてトラブルも日常茶飯事なんです。
今回は、奈良公園を100%安全に楽しむために知っておきたい「鹿せんべいの正しい与え方」と、万が一突かれた時の「対処法&手ぶらサイン」のコツを分かりやすくご紹介します!
そもそも「鹿せんべい」って?
奈良公園の鹿せんべいは、米ぬかと小麦粉だけで作られた鹿専用の安全なおやつです(人間が食べても害はありませんが、味付けがないので美味しくはありません!)。売店などで1束200円ほどで購入できます。
マナーと安全を守る!鹿せんべいの与え方ルール
↑「鹿せんべいの与え方」公式インフォグラフィック
鹿に噛まれたり突かれたりせず、安全に触れ合うための大切な注意点です。
1. じらさないで!
なかなか与えずにじらしていると、お腹を空かせた鹿が怒って体や服を噛んでくることがあります。せんべいを出したら、モタモタせずに「はいどうぞ」とすぐにお口元へ差し出すのが鉄則です。
2. 小さい子はおとなと一緒に!
鹿の目線と小さなお子様の目線はほぼ同じ。子どもがひとりで鹿に近づくと、一斉に寄ってきてとても危険です。必ず大人が一緒に付き添ってサポートしてあげましょう。
3. 周りのシカにも注意!
鹿せんべいを持っていると、あっという間に周りの鹿が集まってきます。買う前にあげる鹿をなんとなく決めておき、素早く渡せるように準備しておきましょう。
4. 鹿せんべい以外は絶対に与えないで!
人間の食べ物(お菓子、パン、野菜、残飯など)を与えると、鹿がおなかを壊してしまいます。鹿の健康を守るためにも、あげるのは安全な鹿せんべいだけにしてくださいね。
5. 手荷物や貴重品に注意!
鹿は紙やビニール類を「食べ物かも?」と勘違いして噛みついてくることがあります。カバンからハミ出している小物や貴重品はしっかり中にしまい、バッグの口を閉めておきましょう。
「後ろからツノで突かれた!」そんな時の対処法と予防策
「背後からツノや頭で小突かれた…」というのは、鹿せんべいを持っている時によくあるアクシデントです。鹿からすると「ここに食べ物があるのに、なんでくれないの?」「早く頂戴!」という催催促のサイン。
もし突かれたり迫られたりした場合は、慌てず次のように対処しましょう。
1. 逃げずに、その場ですぐ「1枚あげる」
パニックになって逃げ出すと、鹿も興奮して追いかけてきます。まずは落ち着いて立ち止まり、突いてきた鹿に1枚すっとあげて落ち着かせましょう。
2. 背中を見せない立ち位置をとる(予防策)
鹿は人間がせんべいを持っているかを後ろからもしっかり観察しています。
せんべいを買ったら、建物や木を背にして立つか、周りを見渡しながら向きを変えてあげるのがコツ。背後を見せないだけで、後ろから不意打ちされるリスクは一気に激減します!
なくなったらこれ!魔法の「シカサイン(手ぶらサイン)」
せんべいをすべてあげ終えても、鹿は「まだポケットに入ってるでしょ?」と服やバッグを突っついてくることがあります。そんな時に絶対覚えておきたいのが「シカサイン」です!
「もうないよ」を伝える「パーの手」
せんべいがなくなったら、鹿の目線に合わせて両手を「ぱっ」と広げて見せます。
「ほら、手にはもう何も持ってないよ〜」「もうないよ」と教えてあげることで、鹿は「なんだ、もう終わりか」と一瞬で理解し、くるりと背を向けて去っていきます。
奈良の鹿たちは、長年観光客と接する中で「開いた手の平=食べ物がない状態」というルールを完璧に学習しています。囲まれた時やしつこく追いかけられた時は、焦らず両手をパーにして見せてみてくださいね。
まとめ:マナーを守って可愛い鹿と最高の思い出を!
奈良公園の鹿たちは、野性に生きる国の天然記念物です。
ちょっとしたルールやマナーさえ知っておけば、怖がることなくとても楽しい時間が過ごせますよ。
次に奈良公園へ行く際は、ぜひポスターの注意点を意識しながら「パーの手(シカサイン)」を活用してみてくださいね!










