猫守りリング・ネックレスの制作秘話 ――タイ・バンコクで出会った、小さな宝石の猫
「猫守りリング」は、
最初から“商品”として生まれたものではありません。
もっと個人的で、
もっと言葉にならない気持ちから始まりました。
猫と暮らす日々の中で、
「この子たちが、どうか無事でいてくれますように」
「私自身も、静かに守られていたらいいな」
そんな願いが、いつのまにか形を求めるようになったのです。
猫の形をした宝石との出会い
猫守りリングの中心にある、
猫の形をした宝石。
この宝石は、私自身が削り出したものではありません。
タイで宝石カットを手がける
NOBUさんという職人の方から、
特別に譲っていただいたものです。
写真を見た瞬間、
「これは、ただ可愛いだけの猫じゃない」と感じました。
でも、
オンラインでのやり取りだけでは、どうしても決めきれませんでした。
石の重さ、光の入り方、
そして“猫としての気配”。
それを確かめるには、
直接会うしかないと思ったのです。
バンコクまで行った理由
私は、実際に バンコク まで足を運びました。
観光というより、
ほとんど“会いに行く”ためだけの旅でした。
机の上に並べられた猫の形の宝石たちは、
写真で見るよりもずっと静かで、
それぞれに違う表情を持っていました。
指輪・ネックレスという、日常に近いお守り
お守りは、
強く主張するものでなくていいと思っています。
誰かに見せるためでもなく、
自分だけが“そこにある”と知っていればいい。
だから、猫守りは指輪とネックレスという形になりました。
毎日身につけられて、
ふとした瞬間に視線が落ちる場所。
不安なとき、
指先でそっと触れたときに、
少し呼吸が整うような存在であってほしい。
それぞれの猫守りへ
同じデザインでも、
使う宝石が違えば、猫守りの表情は変わります。
守るというより、寄り添うような石。
少し強い意志を感じる石。
静かに、でも確かにそこにある石。
猫守りシリーズは、
完成した瞬間に終わるものではなく、
身につける人の時間と一緒に育っていくものだと思っています。
この小さな宝石の猫が、
あなたの日常の中で、
静かな安心や、目に見えない支えになりますように。

